AZ-900とは
Azureサービス全般の知識や概念、用語を習得するために役に立つ試験です。これからAzureを学びたい方はまずこれを受験するとよいでしょう。
僕も先日受けて合格してきましたので、これから受けるという方にモチベーションが上がるような有益な情報を何度かに分けて提供していきたいと思います。
まずは、試験勉強のスケジュールを明確にするために1か月後くらいを目安に受験予約を済ませてしまうことをおススメします。ピアソンの予約方法は下記に記事にしているので参考にしてください。
試験範囲
大項目として下記が試験をカバーする範囲です。ここに訪れた方は恐らく網羅性よりも試験に受かるためのポイントを絞った情報が欲しいと思いますので、そこを解説していきます。
1.クラウドの基本的な概念
2.Azureのアーキテクチャ
3.コンピューティングサービス
4.ストレージサービス
5.ネットワークサービス
6.データベースサービス
7.コアソリューション
8.管理ツール
9.セキュリティ
10.ガバナンス・コンプライアンス
11.コスト管理とSLA
合格に向けて
1.クラウドの基本的な概念
クラウドの特性について
高可用性(ハイアベイラビリティ)、拡張性(スケーラビリティ)、弾力性(エラスティシティ) 、機敏性(アジリティ)、障害復旧性(ディザスタリカバリー)という考え方についての問題がいくつか出ますのでそれぞれの意味を確認しておきましょう。特に下記が混合しやすいのでしっかり区別できるようにしておきます。
拡張性・・・CPUやメモリの増減(垂直)、またはサーバの増減(水平)がが容易なこと。
弾力性・・・サーバへの要求に応じて自動的に拡張性を発揮すること。※主に水平スケーリングを指します。
機敏性・・・ビジネスの要求に応じてすばやくシステムを提供できること。
クラウドサービスの種類
IaaS、PaaS、SaaSの違いを抑えておきましょう。
IaaS・・・サーバまわりの環境だけ利用者に提供。OUから上物は利用者側で自由に準備する。
PaaS・・・アプリをデプロイするための必要なミドルウェア(DBサービスなど)が乗った環境を提供。ミドルウェアの領域はインプリがサービス提供側、設定が利用者側などと共同管理になる部分がある。
SaaS・・・サービス提供側の責任においてインフラやアプリをまるっと利用者に提供する。

個人的にはPaaSにあまり馴染みがありませんでしたが、問題文で「社内で展開しているアプリをクラウド環境に移行する」みたいな文言があればPaaSに該当すると思って大丈夫です!
クラウドのモデル
パブリッククラウド・・・
AWS、Azureなど 資本的支出(CapEx)が安く、運用支出(OpEx)が高い
プライベートクラウド・・・
ベンダー提供のクラウド、Hyper-Vなど 運用支出(OpEx)に加え自社構築の場合は資本的支出(CapEx)もかかる
ハイブリッドクラウド・・・
上記2つの合わせ技
オンプレミス・・・
物理ハードウェアによる運用 資本的支出(CapEx)が高い
2.Azureのアーキテクチャ
Azureの管理方法
Azureを管理するための基本的なインターフェースです。
ツール | インターフェース |
Azure Portal | ブラウザ |
Azure PowerShell | Azure PowerShellをインストール https://learn.microsoft.com/ja-jp/powershell/azure/install-azps-windows?view=azps-12.5.0&tabs=powershell&pivots=windows-psgallery |
Azure CLI | Azure CLIをインストール https://learn.microsoft.com/ja-jp/cli/azure/install-azure-cli |
Azure Cloud Shell | Azure Portal |
コアコンポーネント
コアコンポーネントについては別途詳細を記事にしているため、こちらをご覧ください。問題に結構でてきたイメージですので必ずチェックする事!
可用性ゾーン、リージョン、GEO
Azureのリソースが配置される物理的なロケーションのことです。冗長可能なシステムは耐障害性に備えて複数のロケーションに分けることが推奨されます。
可用性ゾーン(AZ エーズィー)・・・複数のデータセンターで構成
リージョン・・・1つ以上のAZで構成 例)東日本、西日本
GEO・・・リージョンより広い範囲の地域 例)アジア、ヨーロッパ、北米
下記は特別なリージョンとなります。
Azure Government・・・物理的および論理的に独立したリージョン。米国政府、および米国政府向けにシステムを提供するパートナー会社のみが利用できる。
今回はここまで。次回はサービスの内容に触れていきます。
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